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理科・地理歴史・公民

理科

物理基礎

全体の計算量は減ったが、力学は考察を要する問題が増えた。全体としての難易度は昨年並み。昨年出題されなかった原子分野が出題され、電磁波が初めて出題された。例年同様に基本的な知識問題、数値計算問題、文字計算問題、定性的に考察する問題がバランスよく出題されている。小問集合ではさまざまな分野から出題されており幅広い学習が求められる。

物理

第3問(波動)で、透明な壁を挟んで2人が向かい合ったときの見え方など、大学入学共通テストを意識したと思われる実験・観察に基づいた出題があった。出題傾向では例年通り、選択問題の第6問は原子分野が出題されたが、第5問は、昨年の力学に代わり熱分野に戻った。選択問題のうち1題は、原子分野が継続して出題されているが、もう1題は年により熱、波動、力学が出題されており定まっていない。出題分量では組み合わせ問題の数は昨年11問と増加したが、今年は第5問を選択した場合は4問、第6問を選択した場合は5問と半減した。全体の難易度は昨年並み。

化学基礎

実験の安全や気体の精製、分離など例年以上に実験が重視された出題であった。教科書の学習内容の理解を問う基本的な問題が中心であったが、教科書によっては記載のない実験、身のまわりの物質の用途も出題された。実験や身のまわり物質は学習不足の受験生が多かったと思われる。一方で正誤問題は4択の問題が増加し計算問題も取り組みやすいものが多かったため、解答しやすくなったと思われる。全体の難易度は昨年並み。

化学

「化学」からの出題が大部分を占め、「化学基礎」の酸と塩基、酸化還元からは出題されなかった。全体の出題構成は昨年から変化はなく、実験問題も例年通り出題された。合成高分子化合物の平均分子量の関係を判断する問題、ジペプチドの構成アミノ酸を決定する問題は、いずれもグラフから必要な情報を抽出する科学的な思考力を重視した問題であり目新しい。また複数の思考過程を要する計算問題も増加した。難易度はやや難化。

生物基礎

生物と遺伝子、生物の体内環境の維持、生物の多様性と生態系の3分野からバランスよく出題されている。教科書に記載されている知識を問う問題が中心であるが、仮説を検証するために必要な実験を選ぶ問題や、実験の結果に基づいて考察する問題など大学入学共通テストを意識した問題を含む考察問題の割合が増加した。そのため平均点は低下すると予想される。また昨年出題されなかった計算問題は、DNAの塩基組成とタンパク質合成に関する計算が出題された。

生物

教科書の各分野から幅広く出題されたが、「生態と環境」と「生物の進化と系統」の分野からの出題が多かった。知識のみで解答できる問題の配点の比率が昨年の約5割から約3割に減少し、図や表の数が大幅に増加し、与えられた文章と実験データなどから考察する問題が増えた。一方、問題文の量、選択肢の総数は減少し全体の分量はやや減少した。全体の難易度はやや易しくなった。

地学基礎

計算問題が昨年の1問から3問に増加し、第1問では地震計の記録の図の読み取りと複雑な計算を要する計算問題も出題された。また図を読み取り考察する問題も増加し、問題を解く時間がかかったと思われる。その一方で第3問(宇宙)では、会話形式の問題が3年連続で出題されたが、いずれも平易な知識問題で教科書の学習で十分に対応できる内容であった。地学基礎の各分野からおおむねバランスよく出題されているが、災害や環境問題に関する設問なかった。全体の難易度はやや難化。

地学

地球、地質、大気と海洋、宇宙の分野からバランスよく出題された。選択問題の出題分野は年度により異なる。8択の問題が出題されるなど選択肢数の多い小問が増えた。地質図など読図を必要とする問題も増加したが、文選択問題が減少し、基本的な用語のみを選択するような知識問題が増加した。全体の難易度は昨年並み。また会話形式の出題として金星、火星の大気に関する2人の会話文から金星と火星の気温の鉛直分布のグラフを求める出題があった。

地理歴史

世界史B

昨年同様にオーソドックスな4文字正誤判定中心の問題で、2文の正誤の組み合わせ問題、地図やグラフを使った問題も出題された。難易度はやや難化した。時代的には先史時代から第二次世界大戦後まで幅広く出題されている。昨年は近現代中心であったが、今年は前近代と近現代を比べると前近代が多かった。地図問題では、地図で示された領域を支配した王家と、その時代が何世紀かを問う新しい形式での出題があった。また昨年出題されなかった時代順配列問題と波線問題が今年は出題された。

日本史B

全体的には標準レベルの問題であった。政治史が増加し受験生が苦手としている文化史が減少した。図版・地図・統計資料(表・グラフ)を利用した設問がまったく出題されなかった。これは本試験では1990年にセンター試験が始まって以来初めてである。史料読解問題の出題は昨年と同じ4問であったが、昨年までの史料よりも難解であり、より丁寧な理解を求めている。知識だけでは解けず、思考力・判断力を問う意図が伺えた。また図版や地図は消えたが、歴史資料をもとに考察させようとする姿勢は今年も維持されている。戦後史の設問が2問から4問に増加し本試験では初めて単独で1990年代を問う設問(日米関係)が出題された。

地理B

大問構成、出題分野などに大きな変化はなく、自然環境と自然災害、資源と産業、都市と村落・生活文化が出題され、地誌では地中海沿岸の総合地誌、ウクライナとウズベキスタンの比較地誌、宮崎県の地域調査が出題された。目新しい表現の図表はなかったが統計表、統計地図、グラフ、地形図などさまざまな図表を用いて、それらの読み取りと基本的な知識を結びつけて解答する問題が多く、正答を導く判断の決め手を見出せるかどうかで得点の差がついただろう。比較地史では、なじみの薄い国が問われたことと、図表が増加し読み取りに時間がかかったことで昨年より難しくなった。

公民

現代社会

基本的な知識を重視する傾向に変化はない。組み合わせ問題や図表問題など出題傾向は工夫されているが、昨年みられた写真を用いた問題や本文の内容の読み取り問題は出題されなかった。時事的動向を踏まえた問題として、昨年はパリ協定やイギリスのEU離脱が取り上げられたが、今年もアメリカのTPP離脱や日本とEUのEPA妥結、GPS捜査など、教科書に記載されていないホットな時事問題が取り上げられた。
昨年に比べて倫理分野からの出題、やや踏み込んだ知識を問う政治分野からの出題が増えやや難しかった。

倫理

思想内容の理解や読解力を重視する問題構成は今年も変わらない。倫理で学ぶ基本的な人物を中心とした出題となっている。資料文読解問題やグラフ読み取り問題についても取り組みやすいものであったが、西田幾多郎の思想内容を深く問うなど難しい問題もみられた。全体の難易度はやや難化した。

政治・経済

昨年と同様に基本事項中心の出題となっている。いずれの大問も政治分野と経済分野の融合問題となり総合問題化の傾向も昨年同様であった。需要曲線と供給曲線の図を用いた問題はほぼ毎年出題されているが今年も出題された。計算問題として信用創造の額や購買力平価説に基づいて為替相場を求める問題が出題された。時事的動向を意識した内容では、ふるさと納税やコンパクトシティなどが取り上げられた。難易度は昨年並み。

倫理、政治・経済

例年通り、倫理分野、政治・経済分野ともに、概ね教科書の範囲内の知識で対応できる設問と資料文読解力を必要とする設問で構成されていた。倫理分野では、学習上見落としがちな事柄が問われ、やや判断に迷う問題がみられた。政治・経済分野では、正しい記述の組み合わせを考えさせるなど、選択肢の構成がやや複雑な問題もみられた。時事的動向を意識した出題では、ふるさと納税やコンパクトシティ、日本銀行の量的緩和政策などが取り上げられた。全体の難易度はやや難しくなった。

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