


第1弾
今回の出題は,皆さんの苦手な(?)確率から.
「玉の入れ替え」というごく“ありふれた”操作を題材としていますが,だからと言って易しいとは限りませんよ.
大切なのは,「視点」です.
たとえば, に見える図形を別の角度から見ると
に見えたりしますね.(そう.この図形は円柱です.)
めでたく正解に辿り着けた人には,このヒントの意味がわかるハズです.
(それじゃヒントになってないって?…スイマセン…)
2 個以上の玉が入った 2 つの箱A,Bに対して,次の操作Tを考える.

(1)初め,箱Aには赤玉 2 個と白玉 1 個,箱Bには赤玉 1 個と白玉 2 個が入っている.操作Tを 1 回行った後,最後にAから玉を 2 個選ぶ.このとき赤玉 2 個が選ばれる確率はである.
(2)初め,箱Aには赤玉 5 個と白玉 5 個,箱Bには赤玉 4 個と白玉 6 個が入っている.操作Tを 2 回行った後,最後にAから玉を 1 個選ぶ.このとき赤玉が選ばれる確率はである.
<解答方法>
ア,イ,ウ…の一つ一つには, 0 から 9 までの数字のいずれかが入ります.
たとえば空欄に対して
と答える際には,アに 3 ,イに 4 ,ウに 1 を入力します.また,分数はそれ以上約分できない形にすること.たとえば
と答えるところを
と答えてはいけません.

