お近くの校舎を探す

お近くの校舎を探す

高校受験に失敗したら?大学受験で成功するための準備

高校受験に失敗したら?大学受験で成功するための準備

頑張って勉強したにも関わらず、高校受験で不合格になってしまった。人によっては初めて大きな挫折をしたとさえ考える人もいるかもしれません。そんなとき、いったいどのように気持ちを切り替えればよいのでしょうか?実は、高校受験に失敗することは決して珍しいことではありません。高校受験に失敗した後の選択肢や、失敗をバネにより良い未来に繋げていくためにどうすればよいか解説していきます。

目次

    高校受験に失敗したらどうなる?

    「第一志望に不合格になってしまった。これからの進路は、将来は一体どうなってしまうのだろう。」そんな不安を感じている人もいるかもしれません。第一志望に不合格になった後、実際にどうしていくか見ていきたいと思います。

    高校受験で失敗 将来への影響は?

    高校受験に失敗したことを「恥ずかしい」と思っている人もいるかもしれません。しかし、第一志望に不合格になることは決して珍しいことでもなければ、恥ずかしいことでもありません。例えば2023年の都立高校の一般入試において、実質倍率は1.35倍となっています。つまり、約4人に1人は不合格になってしまうのです。

    また、高校受験というのは受験生にとって人生の大きなターニングポイントである一方、失敗したとしても、その先の頑張り次第でいくらでも取り返すことが出来るタイミングでもあります。

    高校受験に失敗したときの進路の選択肢

    第一志望に不合格になった場合には、合格発表から次の締め切りまでの短い時間の中で他の高校に進学するかなど、選択をする必要があります。まずは、保護者の方と今後の進路について相談してみましょう。ここでは取りうる選択肢を具体的にいくつか紹介します。

    併願校に進学する
    公立高校に不合格になった場合、併願として受験をして合格している私立高校があれば、そちらに進学するという手段があります。

    公立高校の二次募集を受験する
    公立高校の中でも、募集定員に達していない高校は二次募集を行っている場合があります。どの高校が二次募集を行っているのかはその年ごとに変わってくるので、募集状況を確認してみましょう。

    定時制高校や通信制高校を受験する
    全日制の高校以外の選択肢として、定時制高校や通信制高校を受験するという手段があります。これらの学校は、全日制の高校と同様に高等学校卒業資格を取得できます。また、公立高校の入試が終わった後でも出願が間に合う高校も多いのが特徴です。

    高校受験に失敗した後の気持ちの切り替え方

    高校受験に失敗してしまったことで、ショックを受けるのは当然です。辛くて立ち直れないと感じている人も多いでしょう。しかしながら、失敗を長く引きずったりなかなか気持ちを切り替えられなかったりすると、高校での勉強に身が入らずに授業スピードについていけなくなるなど入学後にも影響してしまうかも。前向きに高校生活に取り組めるよう、気持ちを切り替えていきましょう。

    高校受験での自分の頑張りを認めよう

    不合格という結果であったとしても、受験勉強を頑張ったという事実が消えてなくなってしまうわけではありません。まずは受験勉強を頑張った自分自身を褒めてあげましょう。これまで勉強を優先していてできなかった好きなことをしたり、友達と遊びに行ったり、自分へのご褒美をあげて、頑張った自分を労ってあげるのも良いかもしれません。

    気持ちの切り替えにはある程度の時間が必要

    受験勉強を頑張ってきた分だけ不合格という結果に対するショックが大きくなり、すぐには立ち直れないことも多いです。つらいのは頑張ってきたからこそで当たり前なのですから、とことん落ち込んでも大丈夫です。家族や友達などの信頼できる人に素直な気持ちを話してみることで楽になるかもしれません。人に話せない場合は、文字にして書き出してみるのもおすすめです。

    高校でやってみたいことや目標を考えてみる

    高校入学は、新しい生活が始まる時期でもあります。これまでの高校受験に向けた生活が終わり、また新しい目標を見つけるにはとても良いタイミングです。部活に入る、学校行事を楽しむ、友達と遊ぶ、恋愛をする、本を読む、映画を見る、大学受験を目指すなど、新しい生活で自分がやってみたいことについて考えてみるのが良いでしょう。目標に向かって頑張ることで徐々に前向きに高校生活を楽しむことができるようになるはずです。

    大学受験で成功するために今からはじめておくこと

    高校受験の失敗で感じた悔しさを繰り返さないために、大学受験に向けた勉強を早いうちから始めてみるのはどうでしょうか。やっと長かった高校受験が終わったところで次の受験の事を考えるのは難しいかもしれませんが、勉強を始めるのが早ければ早いほど、高い目標に向かうことができます。

    行きたい大学や学部について調べておく

    まずは目標を設定するためにも、いろいろな大学や学部について調べてみましょう。大学の立地や特色などを知ることで、自分の行きたい大学が見つかるかもしれません。行きたい大学が決まれば、勉強のモチベーションも上がってくるでしょう。

    「予習→授業→復習」を定着させよう

    高校に入ると、中学時代に比べて授業の内容は難しくなり、進行するスピードも早くなります。学校での授業に加えて、予習と復習のサイクルを確立することで授業の内容を着実に自分のものにしていきましょう。早いうちから学習習慣をつけておくと、大学受験に向けても有利になります。

    勉強スケジュールを立てよう

    目標となる大学が決まったら、そこから逆算して、どのようなペースで勉強をすれば目標を達成できるのかスケジュールを立ててみましょう。目標と達成までのスケジュールがはっきりすれば、高校の3年間、日々着実に合格に近づくことができるはずです。

    まとめ

    失敗をバネに、次の目標に向かって努力しよう

    高校受験の失敗に悔しさを感じたからこそ、その悔しさを次の目標に向かう力に変えていくことができるはずです。気持ちを前向きに切り替えて努力していけば、第一志望に合格した人にも決して負けないくらい素晴らしい高校生活になるでしょう。

    Photo / Getty Images

    その他の記事