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高1生から本気で勉強!難関大を目指す勉強法

高1生から本気で勉強!難関大を目指す勉強法

大学受験に向けて、いつから勉強を始めればよいのでしょうか?特に国公立大学や難関大と言われる大学を目指す人にとっては、勉強のスケジュールが気になるところです。今回は、本気で難関大を目指す高1生に向けて、今日から始める勉強法などをお伝えします。

目次

    高1生から本気で勉強をはじめれば難関大合格は夢じゃない

    高1生になって、初めて難関大に行きたいと思ったあなたが今すべきことはなんでしょうか?具体的に見ていきましょう。

    高1生から本気で勉強をはじめれば、難関大に合格できる?

    まず結論をお伝えすると、高1生から勉強を始めれば十分間に合います。中学時代や高校受験で勉強に熱が入らなかった人や、これまで全く大学受験を意識していなかった人も、高1生から本気で、そして効率よく取り組めば、難関大合格も夢ではありません。

    高1生からの準備が重要!大学受験への向き合い方

    本気であの大学に合格したい!その思いを持って、今日からするべきことを確認していきましょう。
     
    大学受験は高校受験と比較して、受験科目も範囲も増えます。そのため、高1生からコツコツと準備を始めることが何より大切です。
     
    特に、最近増えている総合型選抜などは高3生の秋に入試が行われるため、高3生の1学期の内申点で出願資格が決まることがあります。ということは、逆算すると高1生の春から考えても2年と1学期しか時間がありません。早く始めるに越したことはないのです。
     
    受験に向けた勉強はもちろんですが、あわせて準備を進めたいのが、自分が行きたい大学の情報収集です。一般入試における受験科目はもちろん、総合型選抜では大学ごとにユニークな方法で選抜することもあるため、情報収集と対策が欠かせません。
     
    また、早い段階から情報を収集することで、何をしておけばよいのかがわかりモチベーション維持にも繋がります。
    参考:総合型選抜(旧AO入試)とはいったいどんな入試なの?増える年内入試を解説

    高1生から難関大合格を目指すには?高1生がまずするべきこと

    高1生から難関大合格を目指すなら、何よりもまず日々の勉強をしっかりと積み上げることが大切です。詳しく見ていきましょう。

    高1生から本気で勉強 分からないことは早めになくしておこう

    国公立大学や難関大と言われる大学の入学試験はハイレベルです。しかし、高校の授業の範囲から出題されます。
     
    難しい問題の多くは、基礎を応用して解くため、高校の授業の中で分からない部分をそのままにしておくと、後々つまずいてしまうことになります。
     
    まずは授業で学んだ範囲の中で、分からない箇所の整理をしておきます。教科書やノートを見直して授業の復習をする中で、理解に不安がある部分は先生に質問するなどして解決しておきましょう。
     
    特に受験でも大きな配点となる英語や数学は、基礎からの積み重ねが欠かせません。高1生の時点で日々学んだ内容の理解を深めておくことが、受験の時期に大きな差となって現れます。

    テストの見直しで〝分かったつもり〟をあぶり出す

    知識を確実にするために、日々の勉強以外で活用したいのがテストです。テストでは授業で学んだ内容を、形を変えて問いかけてきます。そのため、理解が浅かったり、分かったつもりでいたりすると、応用問題が解けずに間違えてしまいます。
     
    テストで間違えたり分からなかったりした問題を見直し・復習することで、より理解を確実にすることができます。
     
    テストの結果に一喜一憂するのではなく、難関大合格というゴールに向けたステップアップの機会として、テストの復習は欠かさずに行いましょう。

    受験の選択肢を広げる科目を学ぼう(数学・情報)

    大学受験では、同じ大学でも学部・学科によって受験科目が変わってきます。英語は必ずと言っていいほど受験科目になりますが、それ以外でも、先取りして学んでおくとよい科目があります。

    2025年度実施の共通テストから「情報Ⅰ」が必須受験科目になる

    2025年度実施の共通テストから、ほとんどの国立大学では「情報Ⅰ」が受験必須科目となり、公立大学でも必須または他教科との選択となります。
     
    「情報Ⅰ」のカリキュラムが1年生のみの学校もあるため、国公立大学を志望する場合は高1生の時点から、少しずつ準備を進めておくことをおすすめします。必要なタイミングで見直せるよう、教科書とあわせてノートを大切に取っておきましょう。

    数学を受験必須科目とする流れが広がっている

    これまで、特に私立大学の文系学部では英語・国語を受験必須科目として、もう1科目を選択科目とするパターンが定番でしたが、近年は数学も受験必須科目とする流れが広がっています。
     
    一例として、早稲田大学の政治経済学部で2021年度の一般入試から数学を受験必須科目としています。また、国公立大学でも、東京外国語大学では2023年度の共通テストから数学2科目が受験必須科目となりました。
     
    数学ができるかどうかで受験できる大学・学部の幅が広がる、と言える状況になってきているのです。

    高1生から本気で勉強をはじめて、数学の基礎知識をしっかりと身につけよう

    近年ではデータサイエンス系の学部を設ける大学も増加傾向にあります。文理の垣根を超えた学びが広がっており、今後も数学を受験必須科目とする大学が増えていくのではないでしょうか。
     
    大学受験の選択肢を広げるという意味でも、数学を受験科目として使えるように、高1生の段階から数学の基礎固めを重点的に行いましょう。

    高1生からしっかり準備をすれば難関大を目指せる

    高1生から、将来の受験科目を見据えた基礎固めをしっかりしておけば、難関大の合格は決して実現不可能ではありません。
     
    とはいえ、高3生の冬に向けた戦いは、高1生であれば余計に長く感じ、時にはくじけそうになることもあるでしょう。それでも今から本気で頑張る人に向けて、受験に向けた心構え、心の持ちようをお伝えします。

    成績が上がらなくても諦めない

    勉強を続けているのになかなか成績が上がらない、テストや模試で良い結果がでない、そんな状態に直面することがあります。「やっぱり自分には無理なんだ…」など、弱気になることもあるでしょう。
     
    そんな時のために、成績はずっと右肩上がりに良くなるわけでない、ということを覚えておいてください。学習の成果は一直線の矢印ではなく、階段のように上昇する時期と停滞する時期を繰り返して上がっていきます。
     
    努力しているにも関わらず、なかなか成果が出ない辛い時期があっても、後でぐっと上昇するための下積み期間だと捉えることができれば、気持ちも少し楽になるのではないでしょうか。

    入試のその時まで勝負は分からない

    当然ですが、入試は一発勝負です。言い換えれば、それまでのテストや模試は全て準備段階とも言えます。特に模試では志望校に対する判定が出ますが、それはあくまでも指標です。A判定だから確実に合格するわけでもなければ、入試直前の模試がD判定で合格する人もいます。
     
    テストや模試の判定に一喜一憂しすぎず、判定が低くても、まだまだやれることがある!くらいの気持ちで取り組みましょう。
     
    最後の勝負に向けて大切なことは、とにかく地道な努力の積み重ねです。そしてそれを始めるのは早ければ早いほど良いです。高1生から本気で難関大合格を目指す人は、有利なスタートラインに立っていると考えましょう。

    まとめ

    難関大合格 高1生からなら十分目指せる

    今回は高1生から本気で難関大合格を目指す人のために勉強法などをお伝えしてきました。高校3年間の成果を求められる大学受験は、決して一夜漬けなどの付け焼き刃で合格できるものではありません。高1生から大学受験を志した人は、大学合格に一番必要な地道な積み重ねを行っていくチャンスを得ることができたと言ってよいでしょう。自分で決めた大きな目標に向かって、今日から本気で始めましょう。

    Photo / Getty Images

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