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勉強部屋の作り方!集中できる部屋になる配置とインテリアのコツ

勉強部屋の作り方!集中できる部屋になる配置とインテリアのコツ

勉強に集中する方法やコツはさまざまありますが、勉強がはかどる環境づくりのカギになるのが「勉強部屋」。今回は「勉強部屋」に焦点を当てて、家具の配置やインテリア、レイアウトのコツをご紹介します。勉強への集中力をアップするひとつの方法として、参考にしてみてください。

目次

    勉強がはかどる部屋のレイアウトのコツ

    まずは勉強部屋のレイアウトのコツを見ていきましょう。
    「勉強に集中できる部屋」のレイアウトは人によって個人差があり、部屋の広さや形状によっても異なりますが、一つの参考にしてみてください。

    机は壁につけない


    勉強机を壁につけて置いている人が多いのではないでしょうか。
    自分の正面に壁があると、圧迫感を感じてしまい、集中力低下に繋がることもあると言われています。

    いま、机を壁に付けて勉強している人は、試しに、壁を背にして机を配置してみましょう。部屋の広さの関係で難しい場合は、壁と机の前面になるべくスペースを空けるようにしてみましょう。

    ただ、部屋を広々と使える、スケジュール表やTO DOリストなどを目の前の壁に貼ることができるなど、机を壁付けにするメリットもあります。部屋の広さによって机を壁付けにするしかないこともあるでしょう。自身の勉強スタイルや状況に合わせて配置しましょう。

    ベッドは机から視界に入らない位置に置く


    勉強しているとき、常にベッドが視界に入ってくる状態だと「ちょっと休憩しようかな?」「疲れたから少しだけ横になろう」という気持ちになりがちです。

    勉強中についつい休憩が多くなりがちな人は、机に座ったときになるべく目に入らない位置にベッドを配置するとよいでしょう。

    6畳の勉強部屋のレイアウト例


    子ども部屋で一般的に多い6畳の部屋を例に、レイアウトを考えてみましょう。
    まずは勉強机と椅子、次にベッドの配置を決め、その後に他の物の位置を決めていくとよいでしょう。

    ポイント
    1 机を配置する(窓の正面や壁に付けない、座ったときに入口ドアが見える位置に)
    2 机の背後になるようにベッドを配置(机に座ったときにベッドが見えない位置に)
    3 勉強道具が入った収納棚は取りやすい位置に置く

    部屋のバランスを見ながら、レイアウトしてみてください。

    リビング学習から自室学習へ切り替えるタイミング


    リビングで勉強しているけれど、そろそろ自室学習に切り替えたい人もいるかもしれませんね。
       
    リビング学習からの切り替えのタイミングは小学校高学年、中学生、高校生になったらなど人それぞれです。受験に向けて、長時間の勉強が必要になるタイミングで自室学習に切り替える人も多いようです。

    リビング学習には「ほどよい緊張感を持ち集中力を養える」というメリットがあり、自室学習には「自分のペースで自主的に勉強を進められる」メリットがあります。

    それぞれにメリットがあるため、一概に「この学年になったら自主学習にする」と勧めることはできませんが、自身が勉強に集中できる環境はどちらかという基準で選ぶとよいでしょう。

    快適に勉強できる!勉強部屋のインテリアのポイント

    勉強部屋の基本レイアウトを押さえたところで、次に勉強への集中力をサポートしてくれるインテリアを見ていきましょう。

    勉強しやすい机で集中力アップ


    まず勉強するときに使う机は快適なものを選びましょう。

    教科書やノート、参考書のほか、オンライン授業ではタブレットやパソコンなどを開きながら勉強することもあるでしょう。それらを広げてストレスなく勉強できるサイズの机を選ぶことが大切です。

    天板の大きさが幅90〜120、奥行き40〜60cm、高さ70cmほどの机が使いやすいでしょう。

    長時間座っても疲れにくい椅子を選ぶ


    長時間の勉強には、机だけでなく椅子選びも重要です。
    座面のサイズや高さ、素材など自分に合ったものを選びましょう。長時間座っても疲れにくい、さまざまな機能が盛り込まれている椅子もあります。

    長時間、椅子に座って勉強していると、首や背中、腰に負担がかかります。腰当てやアームレスト、ヘッドレスト付きで正しい姿勢をサポートしてくれるものや、背もたれを倒すことで凝り固まった体を伸ばしてリラックスできるものもあります。

    勉強部屋の色選び


    勉強部屋の色使いにも気を配るのもよいでしょう。

    集中力を高めるといわれる色は「青」。青色には鎮静効果があり、気持ちを落ち着かせる作用があるといわれています。
    勉強部屋のカーテンや雑貨などで青を取り入れてみましょう。

    また、勉強のパフォーマンスを上げたい、前向きな気持ちを高めたいときには「赤」や「黄色」が効果的。脳を活性化させる色と言われています。「ここぞ」というときに空間の一部に取り入れてみてください。

    観葉植物で癒し&おしゃれ


    勉強部屋に観葉植物やエアプランツなどのグリーンを取り入れるのもよいでしょう。

    グリーンには、心や身体の疲れを癒し、緊張やストレスを緩和するリラックス効果があります。疲れた目を休ませる作用もあり、勉強の合間に目を休めることも期待できます。

    勉強部屋がない場合は塾や図書館を積極的に利用しよう


    自分専用の勉強部屋がない場合は、塾の自習席や地域の図書館やコミュニティセンター等公共のスペースを活用しましょう。

    塾には、塾生が勉強に集中できるよう、設備や空間づくりにこだわった自習室が用意されていることもあるので、積極的に活用しましょう。

    まとめ

    環境が集中力を左右する!勉強部屋を見直してみよう

    勉強部屋のレイアウトやインテリアについてご紹介してきました。勉強がはかどる部屋づくりは、机やベッドの配置のしかたをまずは工夫しましょう。また長時間使う机や椅子は快適なものを選び、インテリアの色使いにも気を遣ってみるのもよいでしょう。
    「いまひとつ勉強部屋で集中できない」と思うあなたは一度、勉強部屋を見直してみては?

    Photo / Getty Images

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