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高校の勉強についていけない!焦りや辛さを感じたときの対処例

高校の勉強についていけない!焦りや辛さを感じたときの対処例

「高校の勉強についていけない」、そんな悩みを抱えていませんか? 実は、高校生になってから学校の勉強が分からなくて焦ったり、辛いと感じたりする人もでてきます。中学校までは頑張って勉強してきたのに、高校になって心が折れてしまう人も。 何にせよ、自分なりに頑張っているだけにつらいですよね。今回はそんな皆さんが辛いと感じた時の対処例をお伝えします。

目次

    「高校の勉強についていけない」と感じる理由

    高校に入ってから、「勉強が辛い、ついていけない」と感じるのには、理由があります。中学校との違いという点から考えると、その理由が見えてきます。

    中学校に比べて科目が増え、内容も難しくなる

    まず、高校では中学校より科目が多く、それだけで覚えることが一気に増えます。学習範囲が大幅に拡大し、内容も抽象的で複雑になります。

    高校受験を頑張って進学校にギリギリで入学した人が、高校の授業についていけなくなることもあります。

    授業のスピードが速い

    科目が増えた分、中学校の時と比較して学校の時間が長いかといえば、そうでもありません。つまり、その分授業のスピードが速くなるのです。

    そのため、分からない箇所があって一度つまずくと、全く理解が出来ず悪循環に陥ります。

    勉強法が分からない

    内容が難しくなり、中学校までは学校の授業で理解できていた人が、先生の話だけでは理解できなくなることがあります。

    これまで割と簡単に理解できていた人だけに、効果的な勉強法を知らず、どうしたらよいのか分からなくなるのです。

    部活動との両立ができない

    高校では部活動に力を入れているところも多くあります。時間的にもかなり拘束されるケースも多く、これまでに紹介した高校の授業の難しさも相まって、学校の勉強についていけない、部活動と両立できない、と悩みを抱える人が出てきます。

    まずは「自分がどこでつまずいているのか」を探してみる。

    高校の勉強についていけないと感じた人がすべきことは、「自分がどこでつまずいているのか」を明らかにすることです。原因を知ることで対策が見えてきます。

    教科書を使って「分かる」と「分からない」を明確に

    まずは授業で使っている教科書を読んで、自分が分かる部分と分からない部分をはっきりさせましょう。

    焦りから、とにかく教科書の初めからやり直す!という人もいますが、これは非効率です。調べてみると、自分が得意な単元もあれば、なんとなくわかる単元、全く分からない単元など、程度に差があるはずです。

    自分ができている部分もあることが分かれば、自信にもつながりますし、分からない部分や苦手な部分が分かれば、そこに対策を注ぐことができます。

    定期テストや模試を活用する

    自分の課題を見つけるために、これまでに受けた定期テストや模試を活用しましょう。理解が十分でない単元はやはりテストでの結果に現れます。

    また、テストや模試は自分が分からない部分を明確にするだけでなく、復習にも使えます。弱点を克服するためのツールとなるので、活用しましょう。

    分かるところまで戻って、基礎を固めよう

    自分の苦手な単元が分かったら、いよいよ対策を立てます。ポイントは学習計画を立てて行うことと、予習・復習を習慣づけて、基礎をしっかり固めることです。

    学習スケジュールを立てる

    スケジュールを立てる際は、1週間単位がおすすめです。各教科の1週間の計画を立てるのとあわせて、苦手な科目・単元を追加しましょう。

    例えば、数学のA単元が苦手なら、この日は数学問題集のA単元〇~〇ページを解く、などです。

    問題集の基礎レベルを繰り返し解く

    苦手な課題や単元の克服のために大切なことは「基礎を固める」ことです。いきなり難しい問題に取り掛かるのは非効率なので避けましょう。

    まずは教科書の例題やノートを確認した上で基礎問題を解きます。ポイントは繰り返し解くこと。何度も解くことで理解度が高まり、だんだん解ける問題が増えてきます。

    定期テストや模試の復習をする

    先ほど紹介したように、定期テストや模試はその結果で自分の苦手な単元、課題を教えてくれます。

    これから受けるものはもちろん、既に受けた定期テストや模試で間違った問題は必ず復習しましょう。

    こちらも繰り返し解くことをおすすめします。実践的な問題が解けるようになると達成感も味わえます。自分で分からない所は、友達や先生に質問したり、塾を活用するなどして理解を深めてください。

    予習→授業→復習を習慣づける

    授業での理解を深めるために欠かせないのが予習と復習です。これまで授業前の予習をしていなかった人は、これからは是非予習に取り組んでください。

    予習の最大の効果は、自分が「分かる部分」と「分からない部分」が分かることです。その状態で授業に臨めば、自分がどこに注力して授業を聞けば良いか分かるため、授業の効果がアップします。

    そして、授業の後に復習をすることで、本当に自分が理解できているかを確認できます。もう一度教科書やノートを見直すことで理解を深め、知識を定着させましょう。

    自分だけの学習プランを組んでくれる塾も

    勉強についていけないと感じた場合、学習プランを立ててくれる塾もあります。

    塾を選ぶポイントは、「今の自分のレベルに合った授業が用意されているか」と、「サポート体制が充実しているか」どうかです。また、授業やテキストの質にこだわっている塾かどうかも、塾を選ぶポイントです。

    親身になって相談に乗ってくれたり、一緒に学習計画を立ててもらえると、気持ちも安定し、安心して勉強を進められるでしょう。

    まとめ

    コツコツ積み上げて「分かる」を少しずつ増やしていこう

    高校の勉強についていけないという悩みについて、その理由や対処例までをお伝えしました。

    高校の学習内容をすぐに理解することは難しいかもしれません。そんな時に大切なのは、予習・復習を含めた勉強のサイクルを作ること、計画を立てて取り組むことです。

    継続は力なりです。コツコツと小さな努力を積み上げて、自分の「分かる」を増やしていきましょう。

    Photo / Getty Images

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