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勉強に疲れた人におすすめの疲労回復術

勉強に疲れた人におすすめの疲労回復術

「勉強に疲れた」と思うときは誰にでもあります。疲れが原因で、気付かないうちに勉強効率やモチベーションが下がっている可能性があります。「疲れた」と思ったら、休憩したり、リフレッシュしたりして疲れを緩和しましょう。また日頃から疲れにくい体づくりを意識して行うことも大切です。 この記事では、勉強に疲れた時にできる対処法や疲れにくくなるためにできることをお伝えします。

目次

    勉強中に疲れを感じる原因

    勉強中に疲れを感じる原因は、大きく分けて3種類あります。

    身体的な疲れ

    長時間、机に向かって同じ姿勢で勉強をしていると、血流が悪くなりやすくなります。肩や腰にコリや痛みが出る人もいるでしょう。

    さらに、同じ姿勢のまま文字を見続けると、目の疲れも出てきます。目の疲れは肩こりや頭痛、めまいの原因にもなります。

    精神的な疲れ

    勉強は自分の思うように進まないこともあります。苦手な科目に取り組むときや、分からない問題にぶつかったときは、うまくいかないストレスが原因となり、疲れを感じます。

    また、なかなか成績が上がらない焦りや、志望校に入れるかの不安もストレスの原因に。さらに勉強以外でも、人間関係や日常生活でのストレスも疲れにつながります。

    脳が疲れている

    勉強すると、脳では大量のエネルギーを消費します。すると脳のエネルギーが不足し、脳が疲れた状態になります。

    長時間の勉強になればなるほど、脳は疲れ、パフォーマンスは落ちていきます。

    勉強に疲れた時に起こる症状

    次に、勉強に疲れを感じたときにどのような症状が起こるのか、具体的に見ていきましょう。

    頭がぼーっとする

    疲れていると、勉強に取り組んでも頭がぼーっとして内容が入ってこなかったり、集中力が切れやすくなったりします。

    疲れた状態でいくら勉強しても、なかなか頭には入りません。

    イライラしてくる

    疲れやストレスが溜まっていると、普段ならばなんでもないと感じるようなちょっとしたことでもイライラしやすい状態になります。また、訳もなく突然イライラが襲ってくることも。
    勉強中にイライラしてしまうと、勉強に集中できなくなってしまいます。

    勉強をしたくなくなってくる

    こうして疲れが溜まると勉強へのモチベーション、つまり「やる気」が下がってしまうこともあります。

    疲れていると「勉強したくない」「やる気がわかない」という無気力状態に陥ってしまいます。

    勉強に疲れた時の対処法

    疲れた状態のまま勉強を続けても何もいいことはありません。がむしゃらに机にかじりつくよりも、定期的に休憩を取り、疲れを癒やしてリフレッシュするための対策を取りましょう。

    仮眠を取る

    「頭がぼーっとする」「眠い」と感じたら、休憩が必要なサイン。そんなときは、15分程度の短時間の仮眠を取ってみましょう。

    少し眠ることで頭がスッキリして、また集中して勉強に取り組めます。
    参考:仮眠15分で脳がスッキリ 「短時間の仮眠」を取り入れて勉強を効率的に!

    糖分を補給する

    脳の主なエネルギー源は「ブドウ糖」。脳のパフォーマンスが下がってきたときには、ブドウ糖を補給することが効果的です。そのため、勉強時には定期的に補うと、脳に良いとされています。

    糖分を手軽に補給できるラムネや、チョコレート、飴などを用意しておくとよいでしょう。

    体を動かす

    同じ姿勢でずっと勉強していると、血流が悪くなり、体が疲れやすくなります。勉強の合間にストレッチやスクワット、筋トレなど軽い運動で体をほぐして疲れを緩和しましょう。立って勉強するのも効果的です。

    また、外に出て軽い散歩やジョギングをするのもよいですね。運動は脳のリフレッシュ、ストレス解消にもなります。

    人と話す

    苦手科目や分からない問題に一人で取り組んでいると、疲れてしまうもの。また長時間、一人で黙々と勉強していると「なんで自分だけが頑張っているのか」「頑張っているのにできない」といったマイナス思考に陥ってしまいがちです。

    一人で頑張らず、家族や友達など人と話してみましょう。気持ちがスッキリして、前向きに勉強に向かえるようになるかもしれません。

    勉強する場所を変えてみる

    勉強中にイライラしてしまう時や勉強に行き詰まった時は、いつもと環境を変えてみることが有効な場合もあります。

    自習室や図書室、カフェなど、場所を変えてみましょう。気分転換になり、気持ちを切り替えて勉強に取り組めるかもしれません。

    勉強で疲れにくくなるためにできること

    受験勉強は長丁場。長期間にわたり勉強に取り組むには、日頃から疲れにくい体づくりをしておくことも大切です。

    規則正しい生活

    疲労回復には、十分な休息と睡眠が不可欠です。睡眠不足は疲れを溜め、眠気で勉強が手につかなくなってしまうことも。

    生活リズムを見直し、睡眠時間をしっかり確保しましょう。起きる時間、寝る時間は平日も休日もなるべく一定にし、規則正しい生活を送ることが基本です。
    参考:受験生の睡眠時間、何時間が最適なの?

    食事をきちんと摂る

    人間の体や脳が機能するためには、食事からのエネルギーや栄養素が欠かせません。3食きちんと食べて、必要な栄養を摂りましょう。

    基礎的な栄養素は、炭水化物(糖質)、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラルの五大栄養素。ごはんやパン、肉や魚、油、野菜、乳製品、海藻など、栄養バランスの取れた食事を心がけましょう。

    目の疲れ対策には、目の健康に役立つ栄養素が含まれている、ほうれん草、にんじん、小松菜、ブルーベリー、青魚などを意識して摂るようにするとよいでしょう。

    勉強をしている最中の姿勢に気を付ける

    勉強中はつい前のめりになってしまい、猫背になりがちです。長時間そのままで勉強していると、疲れや肩こり、腰痛の原因に。正しい姿勢を意識しましょう。

    まず机や椅子の高さを調節して、自分に合った高さにします。椅子の高さは、座面奥まで深く座ったときに、足裏全体が床に接するかどうかを目安にしましょう。
    高さが調整できたら、椅子に深く腰掛け、椅子の背に背中をつけて座ります。教科書やノートに顔を近づけすぎると目が疲れやすくなるため、なるべく離すようにしましょう。

    まとめ

    自分に合ったリフレッシュ方法を見つけて、効率的に勉強をしよう

    勉強に疲れたときにできる対処法や、日頃からしておきたい対策についてご紹介しました。
    疲れたときの対処法としては、短時間の仮眠、脳のエネルギー補給で体のケアをしながら、気分転換も兼ねて体を動かす、人と話す、勉強場所を変えてみるなどの方法があります。かつ、日頃から疲れにくい体づくりを意識して行うことも大切です。
    自分に合った方法でリフレッシュしながら、効率的に勉強を進めましょう。

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