日頃の勉強に使うルーズリーフ。ノートに比べて使い方の自由度が高いのがメリットですが「選び方や使い方がよく分からない」という人も多いのではないでしょうか。 この記事では、ルーズリーフをもっとうまく活用して勉強に役立てたい中学生、高校生に向けて、ルーズリーフの活用アイデアや勉強法について解説します。
ルーズリーフにはルーズリーフならではの特長、メリットがたくさんあります。それらのメリットを勉強に活かすアイデアをご紹介します。
先生の板書をルーズリーフに書き写す時は、きれいに仕上げることにこだわらず、スピード重視で書くのがポイント。黒板に書かれていないことも大事そうな内容はメモしておきます。
授業が終わったら、清書用ルーズリーフにまとめ直します。必要であれば資料を貼ったりしてまとめましょう。このまとめ直しが復習にもなります。
上下左右どちらからでも折ることができるルーズリーフ。例えば左に問題、右に解答を書いて縦半分に折れば解答部分を隠すことができるため、暗記物の勉強にも向いています。
英語や古文・漢文の単語はもちろん、単語帳よりも書けるスペースが広いので、世界史や日本史などの歴史の暗記にも使えます。地図やイラスト、年表なども入れることができます。
ノートと違い、必要なページだけ抜き出せるのがルーズリーフの大きなメリット。
板書をまとめ直した清書のルーズリーフや暗記用のルーズリーフも、必要なページだけを持ち歩くことができます。また問題集の解答を書くノートとしてルーズリーフを使うのもおすすめ。解いた後に不要なページは外しておけば、持ち運ぶ必要がありません。
ノートのように終わりがなく、どんどん増えていくルーズリーフ。ルーズリーフを管理しやすい分け方をご紹介します。
ルーズリーフは、書いたらすぐに整理しておかないと、無くしてしまったり、探しにくくなったりします。
自由にページを増やせる、並べ替えできるのがルーズリーフのメリットですが、増えたページの整理が大変と感じる人は、ノートの方が合っている場合もあります。比較的管理が楽なノートも試してみるといいかもしれません。
1つの教科の中でもさらに板書用、問題集用など目的や用途ごとに分けていくと、見返したいページにすぐにたどり着くことができます。
全教科のテスト範囲のルーズリーフを1冊にまとめれば、定期テストの勉強にはこの1冊を持ち歩けばよいので効率的です。
ルーズリーフはその日のうちに整理しましょう。後回しにしていると、どんどんルーズリーフが溜まり、整理が大変になります。
またルーズリーフはバラバラになりやすいので、書いた日付やナンバリングを書いておくと後で整理しやすいです。
ルーズリーフにはたくさんの種類があり、周辺グッズも充実しています。自分に合ったものを選び、活用しましょう。
ルーズリーフの罫線はどの教科にも使えるスタンダードな横罫のほか、方眼罫、ドット入り方眼、無地などさまざまあります。サイズはスタンダードなB5やA4サイズ、小さめサイズのA5やA6などです。
図形やグラフを書くことが多い数学や理科なら方眼やドット入り方眼、隙間時間の暗記には小さめサイズのA5やA6サイズなど、教科や勉強法に合わせて選びましょう。
ルーズリーフを1冊にまとめることができるバインダー。バインダーと合わせて使うと便利なのがインデックスです。インデックスを使うことで見たいページを探す時間を短縮し、勉強効率をアップできます。
インデックスは教科ごとに分けるほか、予習、復習、授業、板書用、清書用、学期ごとなど、目的や用途ごとに分けて、自分が探しやすいようにカスタマイズしましょう。
バインダー用のクリアポケットを使えば、ルーズリーフと一緒にプリントなどの配布物もとじておくことができます。ノートと違い、ページの途中に挿し込むこともできるので、プリントが多い教科ではルーズリーフを使うとストレスなくまとめることができます。
最近ではページの端にさりげなくカラーや模様が入ったかわいいルーズリーフも出ています。またバインダーは、中高生に人気のパステルカラーなど色も豊富でおしゃれなものがたくさんあります。
気に入った文房具を使うと勉強のモチベーションも上がります。ぜひお気に入りを探してみてください。
毎日の勉強にルーズリーフを使いこなして目指せ成績アップ!
ルーズリーフの活用アイデアや勉強法について解説してきました。ルーズリーフを上手く使うコツは、教科や勉強法に合ったルーズリーフを選ぶことと、見たいページをすぐに探せるように日頃からきちんと整理しておくことです。バインダーやインデックスもお気に入りのものを選べばモチベーションもアップ!毎日の勉強にルーズリーフを役立てていきましょう。
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