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大学受験勉強法 カギはスケジュール立てにアリ!効率化できる鉄板の方法

大学受験勉強法 カギはスケジュール立てにアリ!効率化できる鉄板の方法

大学受験に向けて大切なのは、効率的な勉強法を身に着け、計画的に進めることです。これから大学受験の勉強を始める皆さんのために、効率的な勉強法をお伝えします。

目次

    大学受験の効率的な勉強法5つのポイント

    学年別の勉強スケジュールを立てる

    大学受験を成功に導くためには、高1生や高2生から計画的に勉強に取り組むことが欠かせません。

    ①高1生は基礎固めに注力
    高1生では基礎固めをします。まずは、学校で習った内容の復習をしながら自分の得意・苦手な分野や単元を理解しましょう。
    自分が苦手だと感じた部分は、応用問題ではなく基礎問題を繰り返し解いてください。

    ②高2生からは志望に応じた勉強法を確立
    高2生では文系選択によって受験で使う科目が絞られてきます。その中から、自分が苦手な科目をなくしておきましょう。
    勉強量も増えてくるため、通学時間を有効活用するなど、自分なりの勉強法を確立させましょう。

    高3生は夏前に基礎固めを終え、秋から過去問に取り組む
    高3生では、受験レベルのインプットは終わらせ、秋からは志望校の問題形式を知って、過去問に慣れていきましょう。じっくり時間をかけて完璧に理解できるよう取り組んでください。
    受験当日が近づくにつれ、体調管理を優先しつつ復習も欠かさずに行いましょう。

    苦手科目を優先して勉強する

    得意科目と苦手科目がはっきりしている場合は、苦手科目に勉強時間を多く配分しましょう。
    普段の授業から、苦手だと感じた単元を自分で把握できるように付箋やしるしをつけておくと、あとで復習がしやすいです。

    学科ごとにノートの取り方を工夫する

    効率的な復習に欠かせないのが、ノートの取り方です。例えば自分が苦手な分野(英語なら文法、単語など)をチェックしやすくする、などです。
    ネットで検索すると先輩たちのノートの取り方が紹介されているので、参考にしながら自分なりのノートの取り方を見つけましょう。

    睡眠時間をしっかりと

    寝る時間を削って勉強するのは避けましょう。思考力や集中力が下がるため逆効果ですし、睡眠には記憶や知識を定着させる役割もあるのです。
    高校生でも7~8時間程度の睡眠が必要と言われています。メリハリをつけて睡眠時間をしっかりと確保しましょう。

    勉強を楽しくする環境を整える

    毎日の勉強を、少しでもモチベーション高く取りかかれる仕組みや環境を整えましょう。
    勉強を楽しくする方法のひとつに「ゲーム化」があります。ついゲームを続けてしまう時と同じような仕組みを勉強にも取り入れるのです。是非参考にしてみてください。

    勉強が楽しくなる方法の記事はこちら!

    大学受験の勉強法・よくある失敗パターン

    続いて、大学受験の勉強でよくある失敗パターンを紹介します。自分が当てはまっていないか確認しましょう。

    失敗パターンその1 力に見合っていないテキストを選ぶ

    参考書や問題集を選ぶときは、自分の実力を把握して選びましょう。自分の実力以上に難しいテキストを使うと、全く解けずに無駄な時間を過ごす危険があります。
     
    以下で紹介するポイントを踏まえ、自分に合ったテキストを選びましょう。


    ①自分の実力を知ろう
    適切なテキストを選ぶために、自分がどの程度の実力か知る必要があります。学校の授業やテストから自分の実力を把握しておきましょう。
    その上で、ある程度テキストを見て解ける問題と解けない問題が半分か、少し多いものを選びます。スラスラ解けてしまうと意味はなく、逆に難しすぎると解説を読んでも理解できない場合があります。

    ②目的をはっきりさせよう
    そもそもですが、テキストを使う目的を自分の中ではっきりさせましょう。
    「苦手分野の克服」であれば、やさしめのテキストで解説が多いもの、問題を解くスピードのアップが目的なら、解説よりも問題数が多いものになります。
    目的に合ったテキストを選んで繰り返し解くことが、最も効率的な勉強法です。

    失敗パターンその2 過去問を「最後の仕上げ」として考える

    過去問対策はとても重要ですが、その使い方にはコツがあります。以下を参考に効率的に取り組みましょう。

    ①過去問は早めに解いておこう
    過去問を解くことで、志望校のクセがわかるようになります。最後の仕上げだからと、冬から始めては遅いのです。
    遅くとも高3生の夏には過去問を解き始めましょう。それに向けて、基礎固めはもちろん、問題集などで実践力をつけておくことも大切です。
     
    ②志望校の出題傾向を把握しよう      
    過去問で大切なのは志望校の出題傾向を把握することです。どの分野の出題頻度が高いか確認できれば、どこから勉強をすればよいか分かり、効率的に試験対策を進められます。
     
    ③試験本番の時間配分やスケジュールに慣れよう
    ある程度出題傾向がつかめたら、実際の試験本番を意識して過去問を解きます。試験当日と同じ時間で過去問を解き、どこに時間を割くかタイムスケジュールを立てましょう。

    失敗パターンその3 共通テストは優しいからと甘く見る

    志望校の対策に注力して共通テスト(大学入学共通テスト)対策を後回しにしていませんか?共通テストの対策もしっかり行いましょう。

    ①共通テスト対策は必要!
    大学入学共通テストは大学の入学試験とは傾向が違うため、国公立大学を受験する人はもちろん、私立大学でも受験する人は対策が欠かせません。

    ②過去問が少ない共通テスト、傾向は?
    共通テストはまだ過去問が少なく、傾向をつかむのが難しいです。
    それでも、これまでの共通点として、単純な知識問題ではなく「応用力・思考力」が試される問題であることが挙げられます。
    繰り返し過去問を解いて、独特な出題傾向に慣れておきましょう。

    まとめ

    大学受験勉強失敗しないための心得

    大学受験は長期戦です。最後に結果を残すために、計画的な学習と効率的な勉強法を身に着けることが欠かせません。
    今回紹介した内容を参考に、自分に合った勉強法を見つけて大学受験を成功に導きましょう!

    Photo / Getty Images

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