大学受験に向けて塾に入るべき?いつから入れば受験に間に合う?と迷う人は多いようです。結論から言うと、塾に入るならできるだけ早めの時期がおすすめです。 この記事では、大学受験に向けて塾に入ることを検討している高校生に向けて、塾に入るベストなタイミングと塾選びのポイントを解説します。
大学受験に向けてまずやっておきたいことは、なるべく早い段階で学習習慣をつけること。自力でなかなか勉強できない人は、塾に通うことで少しずつ学習習慣をつけることができます。
時間に余裕がなく、やれることが限られてしまう高3生からでは間に合わないことも。そのため余裕を持って早めのスタートがおすすめなのです。
河合塾マナビスで学習していた生徒の難関大学への合格率は、高1生のときに入会した場合が最も高くなっています。受験勉強を始めるのに早すぎるということはないようです。高1生から通塾した生徒の場合、合格に向けて無駄なく余裕を持って勉強を進められることが多いです。特に、中高一貫校でない場合、学校の学習スピードが中高一貫校と比較すると遅めのところが多いため、現役合格を目指すにはあとあと時間が足りなくなる可能性もあります。
参照元:https://www.manavis.com/method/faq/hs1.html
また、高1・2生は部活との両立や学校行事で忙しいからこそ、塾に通うことで勉強時間を確保できたという声も。学力レベルに合わせた指導を受けることで、勉強効率をアップできるというメリットがあります。また早い段階で苦手科目の克服に着手でき、じっくり基礎固めができます。
特に難関大学を目指す人や学校推薦型選抜を考えている人は、早い時期から塾に入ることで、大学受験に向けてしっかり対策することができます。
年度初めの4月から塾に通おうと考えている人は、年明け頃から情報収集を始め、資料請求や体験授業にも参加しながら、塾選びをしていきましょう。
そもそも自分は塾に行く必要があるのか、疑問に思う人もいるかもしれません。もちろん大学受験に塾は必須ではなく、独学での勉強のみで合格する人もいます。
ただ、大学受験は出題傾向など、いかに最新の情報を得られるか、それに向けて対策ができるかがカギになります。塾に通う人が多くいるのは、それらを得られたり、大学受験の経験豊富なプロの指導を受けることで勉強効率がアップしたり、モチベーションが維持できたりするメリットがあるからです。
塾にも種類があり、それぞれにメリット・デメリットがあります。
塾の種類による違いを知り、自分にはどんな塾が合っていそうか、考えてみましょう。
集団授業塾では競争心が生まれやすく、モチベーション維持にもなります。しかし、最初からカリキュラムが決まっているため、自分のレベルに合わない場合は授業についていけなくなることもありえます。
個別指導塾は、集団授業塾とは違って、講師と生徒が1対1、あるいは1対2から6などがあり、講師との距離が近く、個人のペースで進めることができる一方、小人数ゆえに競争心が薄れてしまう可能性があります。
映像授業は、部活や学校で忙しい人でも、勉強との両立がしやすく、自分のペースで進めることができます。しかし授業中に直接質問することができないため、サポート体制がしっかりしている塾を選ぶとよいでしょう。
ここからは大学受験の塾選びで失敗しないコツをご紹介します。
大学受験は長期戦。時には計画どおりに勉強が進まなかったり、勉強へのモチベーションが下がったりすることもあります。勉強の困りごとはもちろん、受験勉強に不安や焦りを感じたとき、気軽に相談できるサポート体制があると安心です。
体験授業を行っている塾にはぜひ行ってみましょう。実際に授業を受けてみることで、雰囲気や相性を確認することができます。
大学受験に向けて早めに塾選びをしよう
塾にいつから入るべきか、また塾選びのポイントを解説してきました。大学受験に向けて時間を有効活用するためにも早めの塾選び、入会がおすすめ。塾それぞれのメリット・デメリットを踏まえたうえで、自分の学力や学習スタイルに合った塾を選ぶことが大切です。気になる塾があったら説明会や相談会、体験授業に参加するなど、自分に合った塾選びをしましょう。
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