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授業中に襲う眠気 寝ない方法は?

授業中に襲う眠気 寝ない方法は?

授業中に突然襲ってくる眠気。授業に集中したいのに、どうしても眠気に負けてしまいそうになることがありますよね。そもそもどうして授業中に眠くなるのでしょうか。また、眠くなってしまったときに、寝ないようにするにはどのようにしたらいいのでしょうか。この記事では、眠くなる原因、授業中に眠気が襲ってきたときの対処例をご紹介します。

目次

    授業中に寝る人と寝ない人の違い


    授業中に眠くなってしまう人もいれば、全然寝ないで授業に集中できる人もいますね。その違いはどこにあるのでしょうか。代表的な例が以下です。自分の生活習慣に当てはまっていないか確認してみましょう。

    授業中に寝るのはこんな人
    ・夜更かしをしている
    ・睡眠の質が悪く睡眠が十分に取れていない
    ・眠気が来た時に諦めてしまう

    授業中に寝ないのはこんな人
    ・規則正しい生活を送っている
    ・質の良い睡眠が十分に取れている
    ・眠気に対する対処法がある

    睡眠時間が十分にとれているかどうか

    つい授業中に眠くなってしまうときには、夜の睡眠時間が足りていないことがあります。
    ゲームやスマホに夢中で、寝るのが遅くなってしまったり、部活や宿題、勉強などが忙しく、睡眠時間を削ったりしてしまうことはありませんか。

    内閣府の調査では、15歳〜19歳の平均睡眠時間は462分(約8時間)です。睡眠時間が短いと、どうしても昼間に眠気が襲ってくる原因になります。

    ※参考サイト:https://www8.cao.go.jp/youth/whitepaper/h25honpen/b1_06_01.html
    できるだけ規則正しい生活を心がけ、十分な睡眠時間を確保するようにしましょう。

    眠りの質が良いか悪いか

    眠りの質の良し悪しも昼間の眠気に関わってきます。睡眠時間が長くても、眠りの質が悪ければ、体や脳は十分に休めず、授業中の眠気の原因になります。

    布団に入る直前までスマホを触っていたり、ご飯を食べてすぐに寝てしまったりすると、深い眠りを妨げ、睡眠の質が悪くなることにもつながります。

    ぐっすりと眠れるように、睡眠の質をあげるような習慣を取り入れていくといいですね。

    食事の後に眠くなってしまう場合も

    午後の授業になると眠気が襲ってくる、という人もいるのではないでしょうか。

    食事をすると、血糖値が上昇し、特に糖質の多い食事を摂ると、血糖値が急激に上がりやすくなるようです。体内では、血糖値を下げようとする働きが起こり、その時に眠くなったり、だるくなってしまったりすると言われています。

    腹八分目にしたり、ゆっくり食べたりすることで血糖値の急上昇が抑えられるので意識するといいでしょう。

    質の良い睡眠を取るために

    授業中に眠くならないために、質の良い睡眠を取るにはどのようなことができるでしょうか。いくつかのコツをご紹介します。

    生活のリズムを整える

    質の良い睡眠には、規則正しい生活をすることが大切です。

    人の体には体内時計があり、ホルモンの分泌や自律神経の働きなど、全身の機能を調整しています。

    朝になると目が覚め、夜になると眠くなる基本的なパターンは体内時計の働きによるものです。

    食事や睡眠などの生活リズムが乱れてしまうと、体内時計もずれてしまい、しっかりとした睡眠を取ることができなくなってしまいます。

    休日前に夜更かしをして、土日に寝溜めをするのも生活リズムが乱れる原因。できるだけ毎日決まった時間に布団に入る規則正しい生活を心がけましょう。

    寝る前に食事をしない

    ぐっすり眠るためには、夕食を食べる時間も重要です。寝る直前に食事をとると、体が消化を優先してしまい、眠りが浅くなる可能性があります。

    食べ物の消化には2〜3時間かかると言われています。質の良い睡眠をとるためにも、夕食は寝る3時間前までに済ませるようにしましょう。

    就寝前はスマホを見ない

    ついつい見てしまうスマホですが、寝る直前までスマホを見ていると、睡眠の質を下げてしまうと言われています。

    スマホの画面から発せられるブルーライトは太陽光にも含まれています。このブルーライトが目に入ると、脳が昼間と勘違いしてしまい、寝つきが悪くなったり、眠りが浅くなったり、という影響が出てしまいます。

    寝室にはスマホを持ち込まないなど、寝る直前にはスマホを見ないようにしましょう。

    それでも授業中に眠くなったら…寝ないための対処例

    十分な睡眠を取っていても、授業中に眠くなってしまうこともありますよね。
    そんなときの対処例をいくつかご紹介します。自分にあった対処法を見つけて、睡魔に打ち勝ちましょう。

    軽く体を動かす

    体を動かすことは眠気覚ましに効果的です。

    授業中に全身のストレッチは難しいですが、首を回したり、手を閉じたり開いたりして、軽く体を動かしてみましょう。
    ずっと同じ姿勢だと血行も悪くなり、眠気を誘ってしまいます。軽いストレッチで眠気を覚ますことができます。

    眠気の覚めるツボを刺激する

    眠気覚ましに体のツボを軽く刺激するのも授業中にできる方法です。

    親指と人差し指で、耳の上の方・耳のふちの真ん中辺り・耳たぶを順番にぎゅーっと引っ張ります。最後に耳全体をほぐすようにマッサージしてみましょう。

    https://www.manavis.com/manabeya/nemuke.html

    休み時間に少し仮眠を取る

    どうしても睡魔に耐えられないときには、思い切って仮眠を取るのも良い方法です。
    休み時間やお昼休みに仮眠を取ってみましょう。

    長く寝ると逆効果になってしまいますが、15〜20分ほどの仮眠は、眠気を撃退し、集中力をアップさせると言われています。

    まとめ

    質の良い睡眠を取って授業中の睡魔に打ち勝とう

    授業中に眠くなってしまう原因や質の良い睡眠を取るための方法、またどうしても眠くなってしまったときの対処例を見てきました。

    授業中に寝ないためには、まずはできるだけ規則正しい生活を心がけ、質の良い睡眠を取ることが大切。ただし勉強や部活など、忙しい学校生活で睡眠不足になり、授業中に眠くなることもあるでしょう。そんなときは軽いストレッチや眠気の覚めるツボ押し、休み時間の仮眠など、眠気を覚ます方法を試してみましょう。

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