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勉強すると眠くなるのはナゼ?眠気を覚ます方法

勉強すると眠くなるのはナゼ?眠気を覚ます方法

「勉強するぞ!」と取り組むものの、いざ勉強すると眠くなる…そんな悩みを持つ中学生や高校生は多いようです。眠気を覚ますさまざまな方法を試してみることはもちろん、眠気そもそもの原因を知ることで、眠気が起こりにくくなるよう対策することができます。 この記事では、勉強すると眠くなる中学生、高校生に向けて、誰でも試せる眠気覚ましの方法をご紹介します。

目次

    勉強中に眠くなる原因

    なぜ、勉強中に眠くなるのでしょうか?一般的に言われているいくつかの原因を紹介します。

    寝不足

    勉強中に眠くなる大きな原因が「寝不足」です。

    ゲームやスマホに夢中で夜更かしをしてしまったり、部活や勉強で忙しいからと睡眠時間を必要以上に削ってしまったりすると、十分な睡眠時間が取れず、日中の時間帯に眠気が襲ってくる原因になります。

    必要な睡眠時間には個人差がありますが、内閣府の調査では、日本の15歳〜19歳の平均睡眠時間は462分(約8時間)となっていました。アメリカのとある国立機関によると、14歳から17歳の子供に 望ましい睡眠時間は 8 ~10時間とされています。

    これを下回っている人で「日中に眠気を感じる」という場合は、もしかしたら睡眠不足が原因の可能性があります。睡眠時間を増やしてみると、いいかもしれません。

    また睡眠時間は十分でも、睡眠の質が悪いと体や脳は十分に休めず、眠気の原因になります。例えばスマホの画面から発しているブルーライトは睡眠の質を下げてしまいます。夜、寝る前のスマホ使用は極力控えましょう。

    疲れている

    学校生活や部活、塾で忙しく、疲れが溜まっていると、どうしても眠くなってしまいます。

    「昼にたくさん活動して疲れると、夜眠くなる」――誰もが体験したことがあるのではないでしょうか。やはり大切なのは十分な睡眠や休息を取り、疲れを持ち越さないようにすることです。

    脳の酸素不足

    脳が活動するためには酸素が不可欠。寝不足、貧血などの体調不良、また閉めきった室内に長時間いることで、酸素不足になってしまうことがあります。
    この脳の酸素不足も眠気を引き起こす原因になることがあります。

    脳が酸素不足になると、脳により多くの酸素を取り込もうとしてあくびが出ます。あくびが頻繁に出る人は、脳が酸素不足になっている可能性があります。深呼吸をしたり、換気をしたりして積極的に酸素を取り入れましょう。

    食後すぐのタイミング

    食後に眠くなってしまう人も多いのではないでしょうか。

    食後に眠くなる原因は2つあると言われており、1つは消化のために胃腸に血液が集中して脳の血液が不足すること、もう1つは食事をすると血糖値が上昇し、その後に急降下することのようです。

    腹八分目にしたり、ゆっくり食べたりすることで血糖値の急上昇が抑えられるので、食事の摂り方を工夫してみましょう。

    勉強中の眠気を覚ます方法

    ここからは勉強中に眠くなったときに手軽にできる眠気覚ましの方法をご紹介します。

    15分程度の短時間の仮眠を取る

    昼食を食べた後、午後の時間帯に眠気を感じる人は、15分程度の短時間の仮眠を取るのが効果的です。

    ポイントは、仮眠を取る時間は遅くとも午後3時頃まで、寝る時間は15〜20分にすること。横になってしまうと寝過ぎてしまう可能性があるため、仮眠は座り姿勢で行いましょう。

    参考:「短時間の仮眠」を取り入れて勉強を効率的に!

    カフェイン飲料を飲む

    コーヒーや紅茶、緑茶などに含まれるカフェインには、眠気を覚ます作用があります。

    コーヒーには100mlあたり約60mg、紅茶や煎茶には100mlあたり約20〜30mgのカフェインが含まれているとされています。

    参考:「食品中のカフェイン」(食品安全委員会)|内閣府

    過剰摂取してしまうと体調に悪影響がおよぶ可能性があるので、摂りすぎに注意しながら、適度に取り入れましょう。

    部屋の窓を開けて換気をする

    部屋の酸素不足は眠気を引き起こす原因になります。1時間に1回、5〜10分程度など時間を決めて、窓を開けて換気をしましょう。

    新鮮な空気を取り込むことで、リフレッシュ効果も期待できます。気分もすっきりして、眠気覚ましにも効果的です。

    まとめ

    勉強中の眠気覚まし、自分に合った方法を見つけよう

    勉強中に眠くなる原因と、眠気覚ましの方法についてご紹介しました。寝不足や疲れなど、眠気を引き起こすそもそもの原因が大きい場合には、まず十分な睡眠と休息を取り、体を整えましょう。また、眠くなるタイミングに法則性がある場合は、眠気を引き起こす原因に合った対処法を試してみましょう。眠気覚ましの方法はたくさんありますが、どれが合っているかは人それぞれです。いろいろ試してみて、自分に合った方法を見つけてくださいね。

    こちらのページでは、その他にもたくさんの対処法をご紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
    参考:必見!眠気を覚ます10の方法

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