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効率の良い勉強法

効率の良い勉強法

忙しい高校生活、もっと効率の良い勉強法はある?と思ったことはありませんか。勉強の効率を上げるには、勉強方法を工夫するのはもちろん、時間の使い方、集中力ややる気の維持などさまざまな方法があります。

目次

    勉強の効率を上げる方法

    自分がどのように勉強しているかを振り返りながら、まだやったことのないものがあれば試してみてください。

    時間を有効活用するためのスケジュール

    勉強を効率良く進めていくために、最初にお伝えする方法は、勉強のスケジュールを立てることです。
    毎日の勉強時間を決め、いつどの教科のどこを勉強するか、計画を立てて進めましょう。
     
    いつまでに何をすべきか見えることで、時間の無駄使いが減り、勉強効率がアップします。

    参考:大学受験勉強法 カギはスケジュール立てにアリ!効率化できる鉄板の方法

    学習したことをより速く定着させる

    より短い時間で勉強したことを定着させることも勉強効率アップにつながります。
    基本は「予習→授業→復習」のサイクルをしっかりやること。特に復習には力を入れましょう。授業当日の復習のほかに、時間を空けて1週間後にもう一度復習すると効果的です。
     
    また英語や古典の単語、歴史の暗記は、音読や書いて覚えるなど、五感を使って覚えると効果的です。

    勉強へのモチベーションや集中力を持続させるグッズ

    どんなにスケジュールや勉強法を改善しても、モチベーションや集中力が下がっていては勉強効率が下がります。
    モチベーションアップに効くアプリを利用したり、お気に入りの文房具を使ったりするなど、自分のやる気が上がるグッズを取り入れてみましょう。
    また、残り時間が見えるタイマーは集中力アップにおすすめ。「30分で問題を10問終わらせる」などと決めて取り組むと集中力が上がります。

    適度な休憩も集中力持続のカギ

    長時間、勉強しようとしても集中力が低下し、勉強効率は下がります。勉強効率を上げるためには適度な休憩も必要です。
     
    目安として1時間に1回、5〜10分の休憩を取るようにしましょう。またどうしても眠いときには15分程度の仮眠を取るとスッキリしてまた取り組めます。
     
    勉強に集中できないときに試したい!集中力を保つテクニックの記事はこちら
     

    こんな勉強の仕方は非効率!

    こんな非効率な勉強の仕方をしていませんか? 当てはまる人は改善していきましょう。

    意味がない長時間勉強はNG

    勉強は長くやればよいというものではなく、質も大切。長く勉強しているのに成績がなかなか伸びない人は、勉強法を見直しましょう。
     
    まずは学習目標(数学の問題集の何ページまでをやる、英単語50個覚えるなど)を立て、それに沿ったスケジュールを決めて取り組むのがおすすめです。
     
    1問解くのに時間をかけすぎる、インプットの時間が長すぎるのも非効率の原因に。時間を測って取り組み、区切りをつけて次に進みましょう。

    教科書やテキストをマーカーやアンダーラインだらけにする

    教科書やテキストにアンダーラインを引きすぎて、結局どこが重要なのかよく分からなくなってしまった……ということはありませんか?
    この線を引く作業は、勉強を「やったつもり」に陥りやすいです。実際、教科書やテキストを読みながら線を引くだけでは、なかなか覚えることはできません。どうやったら覚えることができるかの方に力を入れましょう。

    解答を書き写して満足、解き直しや復習をしない

    問題を解いたあとの答え合わせで、解けなかった問題は解答を書き写して終わり、としている人も多いです。
    解説を読んでその場では理解したつもりでも、実際には理解しきれておらず、次に同じ問題に取り組んだときにまたつまずいてしまうことはよくあります。

    その問題を確実に正解できるようにするためには、数日後に再びその問題を解き直すことが大切。解き直すことで、着実に知識や解き方が身についていきます。

    おすすめ!勉強効率を上げるノートの書き方

    ノートの書き方や内容を工夫することも勉強効率を上げるひとつの方法です。効率よく勉強できるノートのコツをご紹介します。

    コピーを活用して時短!

    地図で位置関係を覚える必要がある歴史や地理、色や形状などを覚える必要がある化学などのノート。しかし手書きに時間をかけすぎるのは非効率です。手書きが難しかったり、時間がかかったりするものは、教科書や参考書をコピーしてノートに貼ると時間短縮になります。
     
    また模試で間違えたところの復習のため、問題冊子を切り取ってノートに貼り、その横に解説や関連事項を手書きでまとめる方法もあります。後で見返したときに分かりやすく、効率的です。

    ペンやマーカーの色分けはルールを決めて効果的に

    色ペンやマーカーは、自分の中できちんとルールを決めて使うのがポイントです。
     
    具体的には、重要な語句はオレンジで書き、問題を解いたときに覚えきれていなかった語句をさらに蛍光ペンで目立たせる、などです。使う色は黒、オレンジ、蛍光イエローの3色。ノートを見たときに、覚えるべき箇所がパッと一目で分かり、効率的です。
     
    また歴史の暗記ノートで、重要事項は赤、共通テストレベルが青、二次試験レベルを黄色で書くなど、内容の重要度によって色分けしている先輩もいました。こうしておくと共通テスト直前には赤と青を中心に見直せばよいので、効率よく覚えることができます。

    問題集には解答を書き込まない!必ずノートに書く

    問題集を解くときには、問題集に直接書き込まず、必ずノートに書くようにします。そうすることで、問題集を繰り返し解くことができ、アウトプットを効率的に行えます。
     
    問題演習用のノートのほかに、間違えた問題のポイントをまとめるノート、問題演習のときに新しく知った内容を自分のまとめノートに書き加えるなど、覚えるべき情報をなるべく1つのノートにまとめる工夫をすると効率的です。

    まとめ

    自分だけの「使いやすいノート」で効率良く勉強しよう

    効率の良い勉強法についてご紹介してきました。勉強効率を上げるには、時間を有効に使う工夫や覚えたことを定着させる勉強法はもちろん、勉強への集中力やモチベーションの維持も大切です。「何度もやっているのになかなか覚えられない」という人は、非効率な勉強になっていないか、勉強法を見直してみましょう。
    また、勉強効率アップにはノートも大いに活用できます。使いやすいノートは人それぞれ。見返したときにパッと分かりやすく、頭に残るノートを意識して作っていきましょう。

    Photo / Getty Images

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