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東北大学入試を攻略! 試験概要・科目別対策を詳しく解説

東北大学入試を攻略! 試験概要・科目別対策を詳しく解説

東北大学は旧帝国大学のひとつで、全統模試における偏差値は52.5~67.5、共通テスト得点率67%~95%という全国トップクラスの国立大学です。

多くの受験生が「東北大学に合格するにはどのような対策が必要なのか」「自分の学力で合格できるのか」と不安を抱えているのではないでしょうか。東北大学の入試は基礎学力から高度な応用力、解答スピードまでの総合力が問われ、小手先のテクニックでは突破が困難です。また、一般選抜に加えて多様なAO入試(総合型選抜)も実施されており、それぞれの入試傾向を踏まえた戦略的な対策が合格への鍵となります。

今回は、東北大学の入試について試験概要と科目別対策を詳しく解説します。

※この記事は、2025年7月時点の情報をもとに作成しています。

目次

    東北大学の概要

    志望校の入試を攻略するには、その前提となる大学の教育内容や特色を知ることも大切です。まずは、東北大学の特徴について押さえておきましょう。

    学生数

    2024年5月1日時点で、東北大学には合計17,816人の学生が在籍しています。内訳は、学部生が10,720人、大学院前期課程(修士・専門職)が4,231人、大学院後期課程(博士)は2,865人です。

    大学の使命・基本的な目標

    東北大学は、明治40年の建学以来、「研究第一主義」「実学尊重」の理念のもと、世界水準の教育と研究を推進し、人類社会の発展に貢献する総合大学です。

    「門戸開放」の精神に基づき、国籍や性別、宗教などを問わず、多様な資質と能力を備えた学生を受け入れる環境づくりに注力しています。

    学部教育においては、豊かな教養・人間性を持ち、人間・社会や自然の事象に対して「科学する心」で知的探求に邁進する行動力と、グローバルな視野によって多様な分野で専門性を発揮して指導的・中核的役割を担う人材の養成を目指しています。

    そのほか、国際的に高く評価される「世界リーディング・ユニバーシティ(世界三十傑大学)」を目指し、地域社会および国際社会と連携して、多様な社会課題の解決に積極的に取り組んでいるのが特徴です。

    特色ある研究・教育・社会貢献活動

    東北大学は、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の産学連携プログラムの次の2つに採択されています。

    ・共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT)
    ・次世代研究者挑戦的研究プログラム・次世代AI人材育成プログラム(博士後期課程学生支援)

    COI-NEXTは、東北大学をはじめとする多様な主体が、未来ビジョンの実現に向けて研究活動と持続可能な産学官共創拠点の構築を推進するプログラムです。拠点ビジョンの達成やグローバル課題の解決を目指し、多様なステークホルダーと連携して研究開発と拠点形成を進めています。

    また、「次世代研究者挑戦的研究プログラム」や「次世代AI人材育成プログラム(博士後期課程学生支援)」では、博士課程修了者のキャリア形成と東北大学の研究力強化を図っています。

    生活費や研究費、研修機会の提供を通じて、博士後期課程の研究環境とキャリア支援を充実させるとともに、制度改革や受け入れ体制の拡充にも取り組むなど、未来を担う研究者を力強く支援するプログラムです。

    東北大学入試の特徴

    東北大学の入試は、「一般選抜(前期・後期日程)」に加え、多様な受験機会が設けられている点が特徴です。

    「AO入試(総合型選抜)」や「特別選抜(総合型選抜)」などを通じて、多様な資質や背景を持った受験生を積極的に受け入れています。

    一般選抜では、6~7教科8科目にわたる大学入学共通テストと、個別学力試験が課されます。医学部、歯学部、経済学部では面接試験も実施されており、なかでも個別学力試験の結果は特に重要です。

    AO入試には、大学入学共通テストが不要な「AO入試Ⅱ期」と、大学入学共通テストが課される「AO入試Ⅲ期」の2種類があります。東北大学は、このAO入試で入学する学生が多く、定員の約3割を占めていることも特徴です。

    選考では、幅広い知識だけでなく、専門分野への関心や人間性なども評価されるため、個別の筆記試験に加え、面接試験や出願書類の審査などもあわせて行われます。

    現役生のみを対象とするAO入試Ⅱ期が11月に実施されるのに対して、既卒生も受験できるAO入試Ⅲ期への出願は大学入学共通テストの終了後です。

    高3生の時点で、学習成績概評(高校3年間の成績をA~Eの5段階で表したもの)で「A」を取れている受験生は、AO入試Ⅱ期も視野に入れて検討してみましょう。

    関連記事:「総合型選抜とは?準備から出願までをわかりやすく解説

    そのほか、科学オリンピック入試、国際バカロレア入試、帰国生徒入試、私費外国人留学生入試など、多様な特別選抜も実施されています。

    東北大学入試の難易度

    東北大学は、学部・学科によって難易度に差がありますが、全体的に高い学力が求められます。

    ここでは、河合塾が実施する全統模試の偏差値・得点率(いずれもボーダーライン)に基づき、東北大学の各学部における一般選抜の難易度を解説します。

    一般選抜における偏差値・得点率のボーダーライン

    東北大学の全統模試における偏差値(ボーダーライン)は、一般選抜でおおよそ52.5~67.5の範囲にあります。ボーダーラインとは、河合塾が予想する合否の可能性が50%に分かれる予想ラインです。

    東北大学の一般選抜における大学入学共通テストの得点率のボーダーラインは、67%~95%が目安です。以下は、2026年度入試の学部別の得点率と全統模試における偏差値のボーダーラインの一覧です。

    ※2025年7月時点の2026年度入試予測

    東北大学の偏差値(ボーダーライン)は、全般的に高い傾向にあります。医学部医学科、後期日程の経済学部・理学部で67.5の高偏差値をマークしています。

    また、大学入学共通テストの得点率(ボーダーライン)は、文系・理系を問わず、おおむね80%程度の実力が必要です。理系学部を中心に80%を超える学部が多く、特に医学部医学科は87%、理学部の後期日程では90%以上の高得点が求められます。

    学科別の偏差値・得点率のボーダーラインを知りたい方は、河合塾「Kei-Net 大学検索システム」のページをご覧ください。

    >>東北大学 | 偏差値(ボーダーライン) | 河合塾Kei-Net大学検索システム

    東北大学入試の入試科目

    次に、東北大学の2026年度一般選抜(前期日程)の入試科目を紹介します。

    一般選抜の出題科目【前期日程】

    一般選抜の出題範囲は、文系学部・学科と理系学部・学科で大きく異なります。詳しくみていきましょう。

    ■ 文学部・教育学部・法学部・経済学部(文系)

    以下の表は、文系学部・学科の大学入学共通テストと個別学力試験で課される教科、科目の一覧です。大学入学共通テストは、指定された全教科が必須となります。

    【大学入学共通テスト】

    ※1:「公共,倫理」と「公共,政治・経済」の選択は不可
    ※2:「物理基礎/化学基礎/生物基礎/地学基礎」は、4つの出題範囲から2つを選択
    ※3:2科目を受験した場合、第1解答科目の成績を利用
    ※4:「英語」はリスニングを含む

    【個別学力試験】

    国語、数学、外国語の3教科が課されます。

    国語の出題科目は、「現代の国語」「言語文化」「論理国語」「文学国語」「古典探究」です。数学は、「数学Ⅰ」「数学Ⅱ」「数学A」「数学B」「数学C」の5科目から出題されます。

    文学部・教育学部・法学部の外国語は、「英語」「ドイツ語」「フランス語」から1科目を選択します。経済学部(文系)のみ、外国語は英語が必須です。

    ■ 経済学部(理系)・理学部・工学部・農学部・医学部・歯学部・薬学部

    理系学部・学科の大学入学共通テストも、文系学部と同様に指定された全教科が必須となります。

    【大学入学共通テスト】

    ※5:2科目を受験した場合、第1解答科目の成績を利用
    ※6:「英語」はリスニングを含む

    【個別学力試験】

    数学は、医学部保健学科看護学専攻を除き「数学Ⅰ」「数学Ⅱ」「数学Ⅲ」「数学A」「数学B」「数学C」の6科目から出題されます。医学部保健学科看護学専攻は「数学Ⅰ」「数学Ⅱ」「数学A」「数学B」「数学C」の5科目です。

    外国語は、医学部医学科のみ「英語」「ドイツ語」「フランス語」から1科目選択し、他の学部は英語に指定されています。

    理科は、以下のようにどの学部も2科目を課されます。

    なお、医学部の医学科・保健学科、歯学部では、適性を判断するための面接試験が実施されます。

    出典:東北大学「令和8年度(2026年度)入学者選抜要項

    入試の配点

    次の表は、東北大学の大学入学共通テスト(前期日程)とAO入試Ⅱ期における試験科目とその配点の一覧です。

    大学入学共通テスト(前期日程)

    【文学部・教育学部・法学部・経済学部(文系)】

    【経済学部(理系)・理学部・工学部・農学部・医学部(医・保健)・歯学部・薬学部】

         

    AO入試Ⅱ期

    ※7:第1次選考で実施した筆記試験の成績を用いる
    ※8:出願書類の評価は面接点に含める

    出典:東北大学「令和8年度(2026年度)入学者選抜要項

    東北大学入試の対策【国語】

    ここからは、東北大学の個別学力試験について、各教科の出題傾向と対策を解説します。

    東北大学の国語では、論理構成や細かな文脈を正確に理解する明晰な読解力と、考えを的確に表現できる論理的な記述力が問われます。問題量の増加に伴い難易度も高くなりました。

    要点を押さえながら効率的に長文を読み解き、解答へと結びつける力が求められるでしょう。

    東北大・国語の出題傾向

    国語の問題は、現代文から2題、古文が1題、漢文が1題の計4題で構成されています。2021年より、試験時間は、それまでの120分から150分へと30分延長されました。

    特筆すべきは、2020年までは17ページだった問題のページ数が、2022年には24ページへと増えたことです。問題量の多さに対応するために、日頃から長文を読み解く訓練を積み重ねておくことが攻略の鍵となります。

    現代文

    例年、出題されているジャンルは評論文と小説文です。全体の論理構成はもちろん、文脈に応じた細かな意味合いや著者の意図を理解する力が求められます。

    評論文は、人文学分野が中心ではあるものの、理系のテーマを扱った文章が出題されることもあります。

    小説文では、字数指定のある記述問題が課されることから、本文中の根拠を示しながら的確に表現する記述力が必要です。

    古文

    多様な時代とジャンルの古文作品が題材となります。5問前後が出題され、単語や短文の意味を問う問題、本文全体を理解した上で口語訳や内容説明をする問題で構成されます。

    短い字数指定のある記述問題では、少ない字数で要点をまとめる能力が要求されます。

    漢文

    例年の出題は思想関係の漢文が多い傾向ですが、珍しい出典からの出題もみられるため、多様な漢文に対応できる読解力を養う必要があります。

    問題の難易度は非常に高く、漢文読解の基礎となる句型や読み方を押さえた上で、口語訳や字数指定のある内容説明問題の解答力向上を目指すことが重要です。

    東北大・国語の入試対策

    個別学力試験の国語に効果的な対策を分野別にみていきましょう。

    現代文

    まずは、幅広いジャンルの文章に対応できる語彙力をつけ、解答力を高めるための基盤を固めましょう。また、本文を要約する練習は、読解力と記述力の向上に役立ちます。

    記述問題対策としては、過去問を活用して、字数や条件に沿った答案作成の訓練を重ねておきましょう。

    古文

    時代を問わず、さまざまなジャンルの古文に触れ、読解力を養うことが得点力アップの近道です。その過程で基本的な単語と文法を習得し、読み解いた内容を正確に表現する力を高めましょう。

    口語訳問題のポイントは、指示語の補足を意識しつつ、本文全体の内容を反映させた的確な口語訳や意訳ができるように練習を重ねることです。記述対策は一人で学ぶことが難しいため、問題を解いたら高校の先生や塾講師に添削してもらうことをおすすめします。

    定められた字数で的確に説明できるよう、表現力を養いましょう。

    漢文

    多様なジャンルの漢文に触れ、総合的な学力を身に付けることが重要です。まずは、漢文読解の基礎となる句形や漢字をしっかりと習得し、問題文全体の構造を把握する読解力を養いましょう。

    記述問題に慣れるため、読解した内容を限られた字数で過不足なく盛り込む練習を十分に積んでおく必要があります。採点者に意図が伝わる記述を心がけましょう。

    東北大学入試の対策【数学】

    東北大学の個別学力試験で課される数学では、粘り強い計算力と論理力が問われます。早速、出題傾向と対策をみていきましょう。

    東北大・数学の出題傾向

    数学は、全体として標準的な問題を中心に出題されますが、問題量が多く、根気強く計算する力が試されます。限られた時間内で速く正確に問題を解く計算力を養うことが重要です。

    文系数学では、各分野からまんべんなく出題される傾向にあります。中でも微分・積分、図形と方程式、確率、ベクトルなどの分野は出題頻度が高く、重点的な対策が必要です。

    理系数学では、微分・積分が例年必出の分野です。そのほか、分野を問わず、深い考察力や粘り強い計算力を要する問題が出題される傾向にあります。

    東北大・数学の入試対策

    東北大学の数学では、標準的な問題が多く出題されることから、知識の穴をなくし、素早く正確に解答できる基礎力を固めることが高得点を取るための重要な要素となります。

    そのためにも、教科書の基礎問題や典型的な問題の定着を徹底して行い、正確性とスピードを養いましょう。出題範囲全体を網羅できたら、頻出項目を繰り返して強化を図ってください。

    文系数学の対策で重要なのは、標準レベルを中心に演習を重ねることです。理系数学の対策では、標準~やや難の問題を中心に、時間を意識しながら解く練習を繰り返しましょう。

    過去問や問題集を使って、計算量や分析量の多い問題にも取り組み、粘り強い計算力の向上を図ることが大切です。ケアレスミスを減らすために、図やメモを残すなどの工夫のほか、丁寧に文字を書く習慣をつけると良いでしょう。

    そのほか、数学は問題数が多く、試験中にじっくりと考える時間は限られています。そのため、問題を見てすぐに明快な論理的記述ができるかどうかが合否を分けます。

    普段の学習では、解答までの過程を論理的に組み立てるトレーニングが不可欠です。試験本番で焦ることがないように、日頃から本番を意識した学習を心がけましょう。

    東北大学入試の対策【英語】

    個別学力試験の英語では、高い読解力や的確な表現力、解答のスピードが総合的に求められます。

    東北大・英語の出題傾向

    英語は、長文問題が2題、会話文が1題、和文英訳が1題の4題で出題されるパターンが多く、総合的な英語力が問われます。近年は長文読解の語数が増加傾向にあることから、限られた時間内で長い英文を速く正確に読み解く能力が欠かせません。

    設問形式は多様です。英文の理解度を測る和訳や、文章全体の把握力を問う内容一致のほか、日本語・英語の両方で記述力を試すオーソドックスな問題も出題されます。

    全体を通じて、短時間で長文を読解するための土台となる語彙力や、文法知識も求められます。

    東北大・英語の入試対策

    出題の多くを占める読解問題を解くための土台は、センテンスの意味を正確に捉える力です。

    単語や文法知識のみならず、文と文、段落と段落が論理的にどのようにつながっているかを意識しながら読み解く力が必要とされます。この力がつくと、文章全体の構造や論理展開への理解が深まり、効率的に文章を把握できるようになります。

    精読を交えつつ、ときにはストップウォッチを活用し時間を意識した演習を進めましょう。

    また、個別学力試験を突破するには、基本的な和訳力の強化が重要です。単に英語を日本語へ置き換えるだけでなく、文章の流れや筆者の意図を理解し、解答に結びつける練習が実力の底上げに役立ちます。

    英訳や語句整序などの英語表現問題では、基本的な構文を理解し、適切に使えるようになることが解答力を高めます。さらに語彙力が向上すれば、より的確な表現が可能になるでしょう。

    語彙力は長文読解のスピードアップにも直結するため、日々の学習で着実に定着させておきたい力です。

    自分の考えを英語で表現する論述問題では、指定字数内で正確に英文を作成し、論理的に展開する力が求められます。この力は独学では習得が難しいため、学校や塾での添削の機会があれば、ぜひ有効活用してください。

    東北大学入試の対策【理科】

    個別学力試験の理科では、原理・原則への深い理解と思考力、説明力などが問われます。化学と物理の出題傾向と対策は次の通りです。

    東北大・理科の出題傾向

    物理では、長い問題文の読解や複雑な装置設定が伴う問題のほか、大問終盤に深い思考力や的確な判断力を求められる問題が出題されます。力学、電磁気、波動、熱力学などの頻出分野は、早い時期から意識して対策を進めましょう。

    化学では、化学現象に対する考察力を試す問題が出題されます。そのため、暗記に頼らず、化学的な根拠を示しながら論理的に説明できる力を身に付けることが、解答力の向上につながります。

    特に酸化還元、化学反応とエネルギー、結晶、化学平衡、構造決定は頻出の分野です。典型的な問題を繰り返し解いて、基礎力を固めておきましょう。そのほか、有機化学の構造決定では比較的難しい問題が出題されることもあります。

    東北大・理科の入試対策

    理科は、高校によって単元をすべて学び終える時期が異なります。そのため、志望校の出題傾向に合わせて、いかに先取り学習を進められるかが合格の鍵となります。

    個別学力試験の重要単元は、高1生、高2生のうちから意識して計画的に学習を進めておきましょう。高3生の秋を過ぎても受験範囲を終えられなければ、合格に必要な演習を積む時間を充分に取れない可能性があります。

    物理の入試対策では、できるだけ早い時期に基本問題と標準問題の学習を仕上げ、その後にボリュームのある大問に取り組む訓練を重ねることが重要です。これが物理攻略の要となります。

    物理量の導入判断やグラフの読み取り、描画に慣れておくことで、長文問題の解答力を高められます。

    化学は、暗記や決まった解答パターンに頼るのではなく、化学現象を視覚的にイメージしながら原理・原則をしっかり理解することが、実力を底上げするための重要なポイントです。

    東北大学入試の合格に向けた学習のポイント

    志望校合格という目標を達成するためには、模試や塾を活用しながら計画的かつ効果的に学習を進めることが大切です。続いて、東北大学合格に向けて学習を進めるうえでのポイントを解説します。

    模試の受験を学習計画に組み込む

    模試を単なる腕試しの機会だと思っていませんか。入試を想定した模試を長期的な学習計画に組み込むことで、得られる大きなメリットが3つあります。

    入試本番に近い雰囲気を体験

    入試本番は、誰しも緊張するものです。過度な緊張で実力が十分発揮できなかったという受験生も少なくありません。

    模試では、会場の雰囲気や試験官の立ち会い、時間制限などの面で、実際の大学入試に近い環境が用意されます。本番さながらの環境で試験を受けるうちに、独特の緊張感や試験時間の配分にも徐々に慣れ、入試本番でも集中力や実力を発揮できるようになるでしょう。

    普段の学習では気づかなかった弱点を発見

    受験勉強をしていると、いつの間にか得意分野に偏ったり、理解が不十分なまま進んでしまう場合があります。模試では幅広い分野から出題されるため、実際に受けてみて、思った以上に解けなかったという経験がある方もいるのではないでしょうか。

    模試の結果を分析することで、日々の学習で見落としていた弱点に気づける場合もあります。そうなれば、志望校合格に向けた具体的な学習指針や効果的な勉強法がみえてきます。

    受験者の中での自分の位置を把握

    模試では偏差値や全国順位から、志望校を目指す受験生の中での自分の位置を客観視できます。

    ただし、模試の志望校判定の結果に振り回されないようにしましょう。模試の目的は、現状の学力と志望校合格に必要な学力との差や、自分の弱点を把握することです。その上で、弱点を克服し、さらなる得点アップを目指していくことが大切です。

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    学習塾も活用する

    大学受験を制するには、計画的かつ効率的な学習が欠かせません。もし「志望校合格に向けた最適な学習スケジュールを知りたい」「志望校に適した対策方法がわからない」といった悩みがあるなら、学習塾の活用を検討してみましょう。

    大学受験に特化した塾では、志望校の合格に役立つ情報や、これまでの指導経験から得たノウハウを聞くことができ、自身の受験に活用できます。独学では得られない専門的なアドバイスや、個々の学力や志望校に合わせた指導を受けられるため、効率的に学習を進めることができます。

    「河合塾マナビス」は、東北大学をはじめ、全国の大学入試突破に向けた学習方法を身に付けられる学習塾です。学習計画の相談から志望校別の対策まで、質の高い映像授業と大学受験のプロによるきめ細やかなサポートが受けられます。

    >>河合塾マナビスHP

    まとめ

    東北大学に合格するには、基礎学力をベースにした応用力や深い思考力、論理的な記述力、解答スピードなど、総合的な力を計画的に養う必要があります。

    個別学力試験の対策に加え、模試を活用して弱点を把握し、客観的に分析することも重要です。また、多様な入試制度をうまく活用できると良いでしょう。

    独学での対策が難しいと感じた場合は、河合塾マナビスなど、難関大学への合格者を多数輩出している学習塾や予備校を検討してみましょう。

    Photo / Getty Images