まとめ方を変えるだけで、学力アップ。
ノートを取るということは、自分専用の参考書を作るようなもの。ただ黒板を写すだけでなく、「授業の内容を頭の中で再現できるノート」にすることが大切です。そして、ノートを使って「予習→授業→復習」というサイクルを回すことで、授業の内容がしっかり「自分の知識」に変わっていく。ノートをうまく活用すれば、同じ勉強時間で何倍もの効果を生み出すことができるのです。河合塾マナビスで、志望大学に合格した先輩たちのノート数百冊を集めて分析した結果、成功するノートには共通のポイントがあることがわかりました。実際のノートを見ながら、整理してみましょう。
ノートは、1つのテーマで見開き2ページを使うようにして、左は予習の内容、右は余白にしておき授業の内容を書き込むようにしましょう。予習の目的は「できること」ではなく、「わかる問題とわからない問題をハッキリさせること」。授業でどこを理解しなければいけないか、見当をつけておくことで、効率的に授業を活用できるのです。
授業の板書を写す際には、後からノートを見た時にパッと授業の内容が思い出せるよう、図や表・地図などを大きく活用しながらまとめます。ビジュアル的に覚えやすくすることで、より理解が深まり、見返した時にイメージが湧きやすくなるのです。また、板書にはない先生のコメントも、ノートに書き込みましょう。予習で解いた時にわからなかったり、間違えたり、あやふやだったりした部分に関する先生のコメントを中心に加筆していきます。
以上が、成功するノートのポイントです。参考書やテキストは、何冊も手を伸ばさずに、1冊を繰り返しモノにするのが現役生の鉄則。ノートもまた、一冊をくり返し復習することで、内容が着実に身についていきます。復習のタイミングは、授業をやった日、3日後ないし1週間後、1ヶ月後、を目安に行いましょう。
塾の授業、特に河合塾マナビスの授業では、近年受験に出た問題やテーマをピックアップして教えています。つまり、授業でやったことさえちゃんと思い出せれば、受験でいい結果が出せるということ。「授業を思い出せるノートづくり」「復習しやすいノートづくり」が、いかに大事かわかりますね。河合塾マナビスでは、より高度なノート術を伝授しています。もっと知りたいという方は、河合塾マナビスで気軽にお問合せ・一日体験をどうぞ。