部活と勉強の両立法
部活生は引退してからが勝負という言葉を良く聞きますが、本当に引退するまで勉強をしなければ早くから受験勉強を始めていた人や浪人生に追い付くことはかなり難しくなります。実は部活生にとって大切なのは部活をしている時期の勉強方法なのです。 部活をしているとまとまって勉強する時間はなかなか取れません。実際私もバスケ部に所属しており、オフが少なく勉強時間はかなり限られていました。そこで私は2つのポイントを意識して勉強を進めていました。
部活があるということは裏を返せば1日のリズムが固定されています。
そこで私は1日の予定を紙に書き出し、絶対に勉強する時間を決めました。どんなに疲れていても決まった時間は必ず机に向かうことにして勉強を1日の予定に組み込んだのです。はじめは眠気に負けて挫折しかけましたが続けていればいつの間にか習慣になってきます。また、マナビスといういつでも勉強できる環境があったことで、継続して勉強することができました。
時間が限られている部活生にとって、いかに集中して勉強できるかが大切になってきます。しかし、集中しろといわれても毎日集中できるわけではありません。辛い練習で疲れきっている日もあるでしょう。
そこで私は勉強する内容にもこだわりました。疲れている日に無理やり現代文や英語の長文、数学の難問に取り組んでもさらに眠くなってしまいます。疲れているときは無理して難しいことをやらず、教科書準拠の簡単な計算問題や漢字、英文法の1問1答などに取り組みました。手を動かして勉強することで、いつの間にか疲れを忘れ、眠気が無くなり集中していたことも何度もありました。そして、この方法は後にセンター試験の対策にもなりました。センター試験は1日に何科目も受けるため、最後は疲れてきます。しかし、普段なかなか疲れている状況で問題を解くことはありません。部活で疲れているときにどれだけ正確に基礎問題を解けるかというのは、センター試験で問われる正確性に通じる部分があります。あえて時間制限を設けたり、得点を記入してモチベーションを上げたりしてみることもオススメです。
部活動をしているから受験に不利になるということは絶対にありません。部活で培った精神力・体力は最後の最後の伸びにつながってきます。部活生の皆さん、時間を有効に使って合格を勝ち取りましょう!
★投稿:R.K(アシスタントアドバイザー)